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ビューティフル・サンデイ
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2000年 日本

中谷 まゆみ / 作
板垣 恭一 / 演出
北村 紀子 / 作曲・演奏
長野 里美 / 三枝 ちひろ
小須田 康人 / 戸川 秋彦
堺 雅人 / 小笠原 浩樹



ある日曜日。都心のマンションの一室。
目覚めた男は、隣で寝ていたのが見ず知らずの女と知って驚愕する。
以前この部屋の住人だったと言う明るい彼女は、
いつの間にか彼を自分のペースに巻き込んで居座ってしまう気配。
出て行けと怒りつつ、男にもあれこれ心配事があって・・・

************************************************************

今年初の非日常世界は、舞台作品となりました〜♪
ああ、久しく観に行っていないけれど・・いいですよねぇ。舞台の空気感て。
近鉄小劇場の黒いパイプ椅子が懐かしいです。
最後に見たお芝居は、相島さんが出てる作品だったなー。

今回見ることができたお芝居は2000年の作品、『ビューティフル・サンデイ』。
美しき日曜日・・。
なんとなく外国のお話なのかな?と思っていたので、
ふすまが見えたときは(あれ〜?)とびっくりしました^^;
オープニングの曲からとても素敵。
ちょっとせつなくやさしくうるさくなく。

物語は、これはですねえ・・もうなんと言うか、とても好きなお話でした。
まったく内容を知らないまま見始めたのですけど、あっという間にひき込まれ、
様々な感情が渦巻いてしまいました。
キャメロン・クロウ監督作品に共通するようなあの部分。
人が人を思いやるあたたかさ、見返りなんて何も求めていないごく自然にわいてくる感情。
これこそが素晴らしい人間性と思うあの感情。
そういうものが、適度なユーモアや痛みと共にあたたかく心に沁みてきました。
ブフっと吹き出しつつ、嬉しいのとせつないのでほろほろと涙が出て、また吹きだして・・
ありがちな展開になりそうな話なのに(変にひねったりしてないので)、なぜかとても新鮮に感じるし、
(そうなのよ、そうなのよ。同志!!)と、何度も心の中で頷いてしまった台詞のいくつかも良かったし。
実際に舞台に登場する人物は3名ですけど、
この3人が3人とも大好きにならずにはいられないキャラクターだから余計そう感じたのかも。
演じる役者さんたち、みななんてチャーミングなのかしら♪

まず、秋彦を演じる小須田 康人さん。
うーん、あたたかい。人のよいすごく真面目で几帳面な長男タイプなんだけど、
ふいにぶわっとわき出る包容力と可愛げのある秋彦がとってもよいなあ。好き好き。
あ、顔も好き。うまいなあ。

ちひろを演じる長野里美さん。
この役は、難しいのではないかしらん。辛い恋をしている独身の若くはない公務員。
でも、この人のちひろはとってもキュート。
好き好き。長野さんの表情と柔らかい声がこれまたあたたかい。可愛い・・。

秋彦の同棲相手である浩樹を演じるのは堺雅人さん。
なるほど、舞台の方ですねえ。(先月初めて堺さんを知ったので。私・・^^;)
重さを感じさせずに、これまたキュートで賢い浩樹を創り上げてましたわ。
パっと他人を受け入れるとこ、自然で良かったなー。
泣き笑いのような独特な表情の向こうにある真摯さというか強さというか、印象的ですね。

この3人のそれぞれの間に流れる感情、細かな心の動きが良かったわ〜。すごく。
うーん、やっぱり人情ですね。人情だ。それ以外に何があるというのだ。
それがあるから人は生きていけるのだ。

一年に一度は見返したいな、と思えるような物語。
2008年、このお芝居からスタートできて幸せです。
それ以外の感想 | comments(2) | trackbacks(1)
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Comments
武田さん、おはようございます〜♪
急に寒くなって、かせ(わかったから)、いや、風邪など引かれてませんか。

さて、このお話。文面全てから、武田さんが気に入ってくれたことがビシバシ伝わって、
ほんまにほんまにに嬉しいです。ありがとうございます。
わたしも長らく舞台から遠ざかってしまったのは、近鉄劇場が閉じたことが大きいですね。
あの、座りにくい椅子と観やすい小ささと、チケット代の安さ、アクセスのよさ…
もう1回何とかならないものか、と常々願ってしまうのですけど、
このお芝居も、あの舞台で観れたんだわ、と後でどんなに後悔したでしょう。
(ああ、もう1回観たい、カトケンの『セイムタイム〜』)
でも、ビデオながらこれが観れて、本当によかったです。

わたしも、年に1度や2度は、わかっていても、台詞を覚えるほど観ていても、
やっぱり観てしまうんです。
秋彦の優しい言葉、ヒロとちひろの可愛さと痛み…この3人の実力派舞台俳優の賜物ですねぇ。
いろんな感情がわきあがって、やがて、とっても穏やかに元の位置に戻って、
痛みが癒えた後の爽快感と、静かな元気が沸いて来るっていうか…
やっぱり、生の舞台っていいですねぇ。。。

今も、息子や娘と喋っている時、「‘でも’の使い方、間違えてる」とよく笑います。
普段の生活の中に、このお芝居の台詞が当たり前に登場するって、
やっぱり息子も娘もわたし同様、このお話が大好きなんだと思います。
ああ、語りだしたら、終われないですわ・・・
Posted by 悠雅 | 2008/01/14 8:19 AM

悠雅さま、こんばんは〜♪
実はたった今、興奮したまま(みすゞの余韻に)お邪魔させていただいたところです〜。
かせ(もっと言って)、いや、風邪のウィルスも寄り付かないほど変人オーラが出ていそうなワタシです〜(いつもか)

と、それよりこの作品、本当に素敵なお芝居で大好きになりました。
教えていただかなかったら一生知らないままでした。嬉しいです。ありがとうございます。
てっきり外国のお話かと思っていたのですけど、純粋に日本のお話だったのですね。舞台、本当に久しく見ていませんが、この作品もあの場所で演じられたのだと思うと、ああ見てみたかった〜とつい欲張りになってしまいます。
>(ああ、もう1回観たい、カトケンの『セイムタイム〜』)
『セイムタイム〜』!!『セイムタイム〜』!!観たいです〜〜〜
(カトケンさんといえば、『木の皿』に秋彦の小須田さん出演されていたのですね♪)

>実力派舞台俳優の賜物ですねぇ。
ほんまですねえ。マンションの一室のたった一日の出来事・・・
いかにも舞台な設定ですが、なんて素晴らしい内容でしょう。そして俳優さんたちのうまさ・・。
>痛みが癒えた後の爽快感と、静かな元気が沸いて来るっていうか…
やっぱり、生の舞台っていいですねぇ。。。
いいですねぇ。余韻、晴々と心地よかったです。
>今も、息子や娘と喋っている時、「‘でも’の使い方、間違えてる」とよく笑います。
うわぁ、なんて素敵な悠雅家♪いいですねえ。いいなあ♪
娘にも早く見せたいです。中学生になったらわかるでしょうか・・。
一年に一度といわず、見たくなったらいつでも見ることが出来る幸せ・・・ああ、感謝してもしきれません。ほんまにありがとうございます。

お目当てだった堺さん、うわ、ほんま舞台の人ですねえ!
うまいですねえ。可愛いですねえ。こんな人を知らなかったなんて(恥)
こんななのに(?)大河で時代劇・・というと、また(え?ほんまに??鬘つけてやってはるの???うそぉ〜)という感じなのですけど・・。
『篤姫』、見逃していてこれはしまった!という感じなのですけど、堺さん目当てに(山口祐一郎まで出てるんですね!!)見てみようと思います。
素敵な作品を教えていただき、ありがとうございました♪
Posted by 武田>悠雅さま♪ | 2008/01/14 6:21 PM

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| - | 2008/01/14 7:58 AM