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マスター・アンド・ コマンダー


『Master and Commander: The Far Side of the World』 2003年 イギリス

エゲレスにはナナフシはいないのね〜!! (要検分)

と思った作品でした。ナナフシ、劇中大事なイマジネーションを呼び起すのですけど。
(ナナフシ昔からちょっと好き)

初見かと思ったけれど、これは昔見てました。
艦長とお医者が楽器を奏でるシーン、ガラパゴス諸島のイグアナ、お医者がブラック・ジャックと同じことするシーンをうっすら記憶しておりました。

ダーウィンのビーグル号より前のお話なのですけど、とにかく大海のなかの帆船の臨場感が凄かった〜。
(本当はもっと長いドラマなのを、編集でここまでようやく短くしたという感じがしなくもなかった)

のっけの戦闘からして、(あかん、死ぬ)と。砲弾ぶち込まれてのお船の木端微塵さ加減も怖ろしいったらないし、ラストの肉弾戦な戦闘も死にそうだった…。
とにかく、私なんか役立たずで穀物倉?か何かに逃げ込んでぶるぶる震えながらも船酔いでオエーっとなってるところをとっ捕まって、みんなの前でびしばしムチ打ち刑だわ…みたいな感じが終始続いておりました(>_<)
頼むから甲板掃除のときだけ呼んでください、みたいな。
帆船の帆を張ったり仕舞ったりもむちゃくちゃ大変!!あの高さはなに〜〜(T_T) しかも、あの強風のなか!!
高所は平気だけど、あの高さであの細さであの揺れは無理無理(T_T)
(・・・・と、いちいち想像しながら悶絶できる描写が多かった)



職務ごとにびしっと分けられ小さな国家と化した船上の風景も、なんだかなるほどなと。
トップは、ある種ドライでさめていないと務まらないし。ま、ここの元首には親友がいるから心を安定させられるんですが。(ベタニー、いい味出てるわァ♪)
その制度に乗れない、どうしても性格上無理、な人間の末路が憐れ…(バッカスくんなんですけど(T_T))
非常時、そういうものは団体の中では顧みられないのよね。
彼みたいなタイプは、部下は他の士官のもとにばらけさせて、彼自身はお医者のもとにつけるとかなんとかできたらいいんだろうけど、そういうことも許されないんだろうなァ…バカじゃないのにもったいない。階級制というのも残酷な面がある。向き不向きとか言ってられないのね…。家のしがらみもあるだろし。もっと手前で進路を変えさせないとかえって悲劇だなァ。上官も嫌われようがなんだろうが、部下に嫌なこともさせなくちゃならないし、ある種の強引さ非情さも必要だし、孤独を上等と思えるくらいでないとダメだしなぁ。て、どこの社会もそうか。



荒くれ男たちのなかに、gleeのケン・タナカを発見した時は大興奮でしたわ!!
目元と頬がケン・タナカ(当たり前)

お目当てのダーシーさんは、昔見たときはたぶん全然印象に残ってなかった…。(ごめん)
いったいどんな役?と見始めましたら、なんと豪州の暴れ牛(ラッシーね♪)の副長でした!!
地味で物静かな感じですけど、ちゃっちゃとお仕事してらして、あの戦闘のなか死なないのです!!(嬉)
かなり地味ですけど、とても有能な方のようで良かったわ。(きっとたぶんそうなのだろうという感じ)
「戦闘態勢ですか?」とか、「カメを運びこめ〜」とか言うておいででした。(カメ、重要な食糧だった模様)
あ、もちろん難しい専門用語をばんばん繰り出して部下に指示も出してましたし。
姿はなくとも、声だけはずーっと続いていたり♪
面白いのかどうかよくわからない上司のダジャレにも自然にワハハと笑って場を盛り上げて?いたし。
最後は、別の船の正式な艦長に任命、祝福されてました。良かった良かった。
(ただし、艦長のせいで副長に危険が迫ったまま終わるのが困る。艦長のポカミスのせいよっ)


わぁ、かっこいい♪
上官とマストのてっぺんから降りてくる競争をして、「ズルしませんでした?」と笑う副長も爽やかでした♪
しかし、まぁとにかく生真面目な映画だった…(音楽はいくつかちょっと照れた)


 
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