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VERA 1-3


「雑草ばかりなのに?」
「エリカ、キンモウゴケ、キンコウカ。見た目と違うの。人と同じ」

第一シーズンの3話目は「鎮魂の実」。やっと鑑賞できました。
これまた名作。面白かった。ヴェラは毎回、ちょっと涙が出ちゃうなぁ。
カフンと相まって夜中にクシャミハナミズが止まらなくなるのが困るけど(T_T)

今回は、主役たちを含めたさまざまな立場の女たち、男たちがそれぞれにかかえる悲しみ、苦しみの描き方が普遍的で寄り添いやすく、なおかつ、たくさんの登場人物たちをうまく生かし動かしている脚本がさすがでした。
英国らしいユーモアもあるし、普遍的だけど陳腐じゃないから見応えがあるんだわ〜。
「ムッソリーニさん?」(笑)子どもの使い方もうまい。





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引き続きVERA


シリアルキラー系ではなくて、どちらかというと深い悔恨の情にかられるさまざまな人間たちが出てくるドラマ。
本当に罪深いのは何者なのか…なんて考えてしまうようなラストが多く、いつも余韻はほろ苦なんですけど、
役者さんたちも魅力的だしドラマを見た〜という充足感が残ります。

舞台はイギリス北東部。海岸線、丘陵、お城などを擁した自然あふれる景観も美しい。(ときに寂しい)
今日見た回では、ヴェラが「ヒースクリフが現れたかと思うのよ」と。
(彼女はほんとそんな感じのする場所に引き移って住んでいる)

ヴェラはおばちゃんなんですけど、子どもが苦手(笑)
一徹。ほんとは優しいけどかなり不器用。わりにヒステリック。
(でも女ならではのそれで、ちょっとそのイタさがわかる気がする)
仕事もできるけど、毒舌で人使いが荒い。たまに可愛い。ファザコン。まだまだ女でもある、というなんともいえない味わい深い造形。ブレンダ・ブレシン、どんぴしゃです。

普段は振り回されつつ、彼女の部下としてきちんと仕事しているジョー(愛妻と子供3人いるパパである)が、
ヴェラにたまに辟易しつつ上司として尊敬していて、なおかつ無意識にちょこっと甘えてたりもして、
しかも相当男前の若者って、うーん、ほんと面白い設定だな〜。
「きちんと心を開いてくれないと困ります」って、あなたヴェラだって女なんだから…っていうようなとこ、
事件解決とは別にどーなるのかしらね…と思わせてくれたりして。

あと数話で全部見終わってしまうのが惜しいわ〜。(そうそう、美男美女率も高いと思う)
ちなみに男女を問わず部下はみんな彼女をMumと呼ぶので、へぇ〜と。
事件解決のために協力する外部の人間もMumと。
年上の女性の上司のことは、そう呼ぶものなのね〜と勉強になりました。


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VERA


久々に英国ミステリーにはまりました。『ヴェラ〜信念の女警部〜』。
ケーブル様々だなあ。めちゃくちゃ好み。
主演はブレンダ・ブレシン。自分の中では『秘密と嘘』以来かしら。
このかなり癖のある女主人公ヴェラに、ブレンダさんははまりまくってます。
左の息子みたいな男の子が部下。この二人の関係性も面白い。
じっくり系の英国もの、見応え十分です。

先日気付いたばかりなので、今月のシーズン1、2一気放映が大変ありがたいわ〜heart
しかし、ワンシーズン4話しかないのです。もっと見たいくらい。
原作、読んでみよーかしらん。


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SMILEY'S PEOPLE


『スマイリーと仲間たち』
ジョン・ル・カレ著

ふぅ〜…。ついに読了。なんというか、遠い目になるわぁ…

11月に半分読んで、その後やはり読み終えるのが惜しくて(今作に限っては、ひっかかりなくどんどん読めてしまうし!)新幹線に乗ったときだけ…という決まりを作ったせいで、年を越してしまいました。
はぁ〜。ついに終わってしまった…
ル・カレ作品はいつもそうですけど、原題があとになってじわ〜っと沁みてきます。
まさに「SMILEY'S PEOPLE」。それ以外にない。

相変わらずの人間描写の素晴らしさに、のめり込みました。さらに、
「元気でな、ジョージ。達者で」
これを言うのが、エスタヘイスなんですわー。私、嬉しかった。も、エスタヘイス、大活躍です。
彼は、ギラム同様ル・カレに愛されてるキャラクターだと思うわ〜
『ティンカー〜』の時からずっと他人と思えない部分がある。
そして我らがギラムですが、彼は、残り200ページを切ったところで突如現れました。
「積年の友であり、師」であるスマイリーが思い出すという形で。(しかも、スマイリー、ギラムで頭いっぱいて)
そこからは、躍動感に満ち溢れます(嬉)
『ティンカー〜』時に40だった彼は、まさに男盛り後半の50に手が届く年齢になっていてパリ在住(左遷組だが元気)。
相変わらず、ほっそりして若々しく男前だけれども、さすがに大学生に見えるようだった昔とは違う。
しかし、離婚後フランス人の可愛い奥さんをもらって、もうすぐパパになる…という私生活は順風満帆のよう>笑
ギラムは登場した時から常にきちんと女の匂いを感じる男。今度はきっとうまくいくでしょう♪
本当に、ギラムほど健全な光に包まれている人物もいないという感じ。作者も書いてて楽しそう。

オットー、キーロフ、クレッチマー、そしてオストラコーワ。アレクサンドラ。みな相当に個性的でした。
さらにグリゴーリエフの造形!彼を通してカーラという人間の人間らしさが浮き彫りになるんですけど。
フットワーク軽く、自らの脚で、見識で、カーラに対峙すべく思い悩みながら奔走するスマイリー。
スマイリーは、つまりはいにしえの大英帝国そのものなのね…
表裏一体でもある二人の再会と、周囲の感情の描写がたまらない。読み終えるのが惜しい。でも止まらない。

このラストの情感こそは読書の醍醐味ですわ…
そして、この長きに渡った物語の最後にスマイリーと共にあり、彼を見守り、共に去るのはやはりギラムでした。

「私はただの怒れる市民です」「国家とはマイノリティの集合体です」というル・カレ。彼の作品は、まだまだある。次は『リトル・ドラマー・ガール』を読まなくちゃ。


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ビューティフル・サンデイ
1



2000年 日本

中谷 まゆみ / 作
板垣 恭一 / 演出
北村 紀子 / 作曲・演奏
長野 里美 / 三枝 ちひろ
小須田 康人 / 戸川 秋彦
堺 雅人 / 小笠原 浩樹



ある日曜日。都心のマンションの一室。
目覚めた男は、隣で寝ていたのが見ず知らずの女と知って驚愕する。
以前この部屋の住人だったと言う明るい彼女は、
いつの間にか彼を自分のペースに巻き込んで居座ってしまう気配。
出て行けと怒りつつ、男にもあれこれ心配事があって・・・

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今年初の非日常世界は、舞台作品となりました〜♪
ああ、久しく観に行っていないけれど・・いいですよねぇ。舞台の空気感て。
近鉄小劇場の黒いパイプ椅子が懐かしいです。
最後に見たお芝居は、相島さんが出てる作品だったなー。

今回見ることができたお芝居は2000年の作品、『ビューティフル・サンデイ』。
美しき日曜日・・。
なんとなく外国のお話なのかな?と思っていたので、
ふすまが見えたときは(あれ〜?)とびっくりしました^^;
オープニングの曲からとても素敵。
ちょっとせつなくやさしくうるさくなく。

物語は、これはですねえ・・もうなんと言うか、とても好きなお話でした。
まったく内容を知らないまま見始めたのですけど、あっという間にひき込まれ、
様々な感情が渦巻いてしまいました。
キャメロン・クロウ監督作品に共通するようなあの部分。
人が人を思いやるあたたかさ、見返りなんて何も求めていないごく自然にわいてくる感情。
これこそが素晴らしい人間性と思うあの感情。
そういうものが、適度なユーモアや痛みと共にあたたかく心に沁みてきました。
ブフっと吹き出しつつ、嬉しいのとせつないのでほろほろと涙が出て、また吹きだして・・
ありがちな展開になりそうな話なのに(変にひねったりしてないので)、なぜかとても新鮮に感じるし、
(そうなのよ、そうなのよ。同志!!)と、何度も心の中で頷いてしまった台詞のいくつかも良かったし。
実際に舞台に登場する人物は3名ですけど、
この3人が3人とも大好きにならずにはいられないキャラクターだから余計そう感じたのかも。
演じる役者さんたち、みななんてチャーミングなのかしら♪

まず、秋彦を演じる小須田 康人さん。
うーん、あたたかい。人のよいすごく真面目で几帳面な長男タイプなんだけど、
ふいにぶわっとわき出る包容力と可愛げのある秋彦がとってもよいなあ。好き好き。
あ、顔も好き。うまいなあ。

ちひろを演じる長野里美さん。
この役は、難しいのではないかしらん。辛い恋をしている独身の若くはない公務員。
でも、この人のちひろはとってもキュート。
好き好き。長野さんの表情と柔らかい声がこれまたあたたかい。可愛い・・。

秋彦の同棲相手である浩樹を演じるのは堺雅人さん。
なるほど、舞台の方ですねえ。(先月初めて堺さんを知ったので。私・・^^;)
重さを感じさせずに、これまたキュートで賢い浩樹を創り上げてましたわ。
パっと他人を受け入れるとこ、自然で良かったなー。
泣き笑いのような独特な表情の向こうにある真摯さというか強さというか、印象的ですね。

この3人のそれぞれの間に流れる感情、細かな心の動きが良かったわ〜。すごく。
うーん、やっぱり人情ですね。人情だ。それ以外に何があるというのだ。
それがあるから人は生きていけるのだ。

一年に一度は見返したいな、と思えるような物語。
2008年、このお芝居からスタートできて幸せです。
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Heaven, I'm in heaven ・・・・
c

あ、暑いですねえ・・こう亜熱帯な感じで・・^^;
でも家事の間のBGMがアステアなので心晴れやかです〜♪
「レ・ミゼラブル 輝く光の中で」の中で印象的に使われていた「チーク・トゥ・チーク」は、
ロジャース=アステアコンビの第4作、1935年「トップ・ハット」の中の大事な1曲。

天国にいる気分だ
さっきまでの悩みなどまるで嘘のように消えて行く
君と頬寄せて踊るとき・・・

君を抱きしめてずっと踊ろう
君の魅力が 
僕を天国にいる気分に
君と頬寄せて踊るとき 
最高にしあわせな気持ち

tophat

アステアってほんとエレガントですねえ。夢心地・・
踊っても歌ってもなんて優雅なんでしょう。
Heaven〜のHeの入り方!まさにダンスに入るときの、あの間なんですよねぇ。

劇中、「静かな崇拝者より」なんて書いてお花贈るんですけど、
今崇拝者なんて死語かもしれませんね^^;
文学的でロマンティックなのに・・
下手するとス○ーカーになっちゃう。
困ったもんだ(笑)
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千羽鶴
s

角川文庫版『千羽鶴』。
母が学生時代に購入した本で、奥付と見ると昭和43年11月とあります。28版。
定価は90円。これは当時の物価では、どんな感じなのかしらん。
この年の10月に川端康成がノーベル文学賞を受賞した記念として、新たな帯が巻かれ
店頭に並んだもののようです。

「亡父の愛人栗本ちか子の茶会に招かれた菊治は、太田未亡人とその娘文子に四年ぶりに再会する。太田夫人も父の愛人の一人で、菊治をめぐって女性たちとの関係が、茶道の幽趣沈静な雰囲気を縫って展開する・・・」

高校時代、国語総覧に書かれていたあらすじを読んで興味を持ち初めてこの本を私が手にしたときは、
まだ文庫に茶色くなったハトロン紙のようなカバーがついていました。
(岩○文庫が最後までこのカバーでしたよね)
母は、この小説1ページ目で挫折してしまったそうで。
だからカバーも残って綺麗なまんまだったんですねえ(笑)
ところが娘の私は、この話にすっかり魅了されてしまい、愛して愛してちっとも飽きず、
ついに嫁にも持ってきてしまいました。
ハトロン紙のような紙カバーはどこかへ消えてしまいましたけど・・。

2




 挿絵がついてます

なんとも言えない魅力のある太田夫人、やわらかくはかない夢のような、
愚かかもしれないが可愛くて不思議な女。
フォーレの「夢のあとに」なんか耳の奥で聞こえてきそうな、そんな色白で首が長めの着物美人。
映画では69年に若尾文子さんが演じてらっしゃるそうで、若尾さんの夫人はどんなにか素晴らしいだろうと溜息が出そうなのですけど、なぜか好きすぎて映像でなくどこまでも文章で酔っていたいなあと思ってしまうんでした。
志野の湯呑みも、映像で見てしまっては何かが壊れてしまいそう・・・
触れたいのに触れられない、摑み取れそうで取れない、そんなはっきりしない何かが漂う作品なので・・
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百物語
百物語

今日は、激しい夕立がありました。
子を迎えに行く途中で降られてしまい、傘も役に立たずびしょぬれになったんですけど、
一気に暗くなった道を歩きながら、
(雨宿りしながら互いを少し意識しつつ黙って空を見上げてる美男美女・・なーんて風情あるよなあ、
で、その女のほうが実は幽霊で男についていっちゃうとかね〜)
などと相変わらずゆるみっぱなしのお脳・・
そんなわけで、今夜は納涼第2弾、杉浦さんの「百物語」を久々に。

**************************************

どうも一番コワイなあと思うのは、
地獄谷の池に興味本位で指先をちょいと差し入れてみたばっかりに
やがて全身囚われて二度と出られなくなった旅人の話。

地獄の池はどんなにか熱いのかと思ったら、気持ちのよい加減なんですねえ。
で、なーんだ・・と指を抜いた途端、指は灼熱に襲われるのだ。
慌ててついまた池に手首まで一気に突っ込むと、ああよかった。ぬるいくらい。
でも、いつまでもつけていられないから、もういいかな?と抜くと
さらに燃えるような刺すような熱さに包まれる。

そうして腕、ついには全身が池に浸かり、二度とそこから出られなくなる。
しかし、地獄の池はなんてぬくぬくと気持ちがいいのか。まるで極楽・・・

傍で泣きだす幼い息子。
通りかかった僧は、首まで池に浸かりほおけたような薄笑いを浮かべた父親の顔を見て
息子を連れ足早に去る。
その父親の顔のなんちゅー怖ろしさ・・・

ああこわいこわい・・・

夕立のせいで、すこーしお外がひんやりしたようです。
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暑気払い
クレモンティーヌ

懐かしすぎるCD・・
久々に、「レテ 夏」ばかり聴いてます。
(当時、確かCMで流れていてそれでこのアルバムを買ったんでした)

ああ納涼・・(雰囲気雰囲気雰囲気)

阪神も勝ちましたの♪
あとは、殿下のニュー・アルバムの到着を待つのみ(嬉)
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LE HEROS DE LA FAMILLE
イストワール ダナムール/ある恋の物語ほか

幸せいっぱいになった『輝ける女たち』のサントラが届いたので聴いています。

エマニュエル・ベアールの歌う”IT HAD TO BE YOU”から始まるこのサントラ。これって懐かしの『恋人たちの予感』のテーマ曲でもありましたね。ハリ−・コニック・Jr.が歌ってました。高校生の時に買ったサントラが今も手元に^^;

Time After Time”はサラ・ヴォーン♪(ああ、彼女の「枯葉」を聴きたくなってきた!)
この曲を初めて歌ったのはシナトラのはず。(未見ですが47年の『下町天国』で歌っているし、アルバムには46年録音と。チェット・ベイカーのもいいな。)どちらも聞き入ってしまいます。幸せな歌詞だけれど、なんだかちょっとせつない・・

ベアールの歌う ”I'LL CLOSE MY EYES”(ダイナ・ワシントン)、
MARIA'S EYES”(『マリアの恋人』で流れ者キース・キャラダインが・・)もとてもいいけれど、私は映画を見ている時は”HISTOIRE D'UN AMOUR”(ダリダというとても有名な歌手の歌うシャンソンだそう)にかなり心を揺さぶられました。

カトリーヌ・ドヌーヴは、”愛のめざめ”という歌を披露してくれていて、これがまたよいのです。イタリア語で歌っていて、〜ティアーモ・・って、とても素敵な歌い方。

ジェラルディン・ペラスの”LA ROSE”は、ベッド・ミドラーの名曲「ローズ」のカバー。フランス語の歌詞もとても良く、ジェラルディン・ペラスの声を聞いてたら・・(;_;)

癒しとかじゃなくて、ほとんど救いの映画だったな私には。(←大げさである)
ダヴィッド・モローの旋律もエレガント。
しばらく、こればかり聴いてしまいそうです。
レビューのシーン、綺麗だったなー。
トップレスでもとても美しく撮っていました。監督、素敵な方だと思うな。
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